同性のカップルが、夫婦と同じように2人で一緒に申し込める住宅ローンが増えている。LGBTQ(性的少数者)への理解の広がりを受けた動きで、金融機関にとっては顧客の間口を広げるねらいもある。
りそな銀行は先月16日から、同性のカップルが互いに連帯保証人になってそれぞれがお金を借りる「ペアローン」や、1人が契約者、もう1人が連帯保証人となって収入を合算して審査を受けるローンの扱いを始めた。いずれも、借り入れ可能な総額が増えるなどのメリットがあるという。
従来これらのローンは、法律婚をした夫婦などでないと利用できなかった。同性のパートナーであることは、2人の関係や生活上の義務などを定めた合意契約や任意後見契約に関わる公正証書などで確認する。広報担当者は「できるだけ多くの方に役立ててほしいと考えた」と話す。
こうした動きの背景には、L…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル