同性婚を認めていない民法などの規定は憲法違反だとして、九州の同性カップル6人が国を訴えた訴訟で、原告側は19日、請求を退けた一審・福岡地裁判決を不服として福岡高裁に控訴した。
2019年に全国5地裁で起こされた同種の訴訟は、一審の判決が出そろい、札幌と名古屋で「違憲」、東京と福岡で「違憲状態」、大阪で「合憲」と司法の判断が分かれたが、いずれも原告側が控訴した。
今月8日の福岡地裁判決は、同性カップルが「法的に家族として承認されないことで重大な不利益を被っている」などと指摘。憲法24条2項に照らして、違憲状態にあるとした。
弁護団は「違憲状態」とした…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル