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日本学術会議が刑法の「性犯罪」の規定について、暴行や脅迫がなくても同意がなければ犯罪化すべきという提言をまとめました。ここでいう同意のあり・なしはどう判断するのでしょうか。 10日、法務省で開かれたのは「性犯罪に関する刑事法検討会」。その、参考資料の一つとして挙がったのが、「同意がない性行為は犯罪とすべき」という日本学術会議の提言です。これまでも議論が重ねられてきた“性犯罪の定義”。
2017年の刑法改正で「被害者の性別は男女を問わず」や「告訴がなくても容疑者を起訴できる」など厳罰化されました。しかし、強制性交等罪に関しては被害者が「暴行・脅迫」されたことを立証しなければならない状況は変わらず…。
近年も静岡で当時12歳の少女に性的暴行をしたとして男が強姦の罪で起訴された事件など、無罪判決が相次いだことを受け、刑法改正を訴えるフラワーデモが各地で行われました。
性暴力被害者団体・山本潤さん:「同意がないということがここまで認定されながら、無罪になることがありえないことだと思って」
Source : 国内 – Yahoo!ニュース