自身が会長を務める高校の同窓会活動費900万円を着服したとして、警視庁福生署は業務上横領の疑いで、東京都瑞穂町殿ケ谷、自営業、小林昭仁容疑者(57)を逮捕した。同署によると、「私1人でやりました」などと容疑を認めている。 同署によると、小林容疑者は約15年前から、母校のあきる野市内の都立高校で同窓会長を務めていた。平成29年9月、会計担当者に「同窓会費の管理をしたい」と申し出て、学校名義の会計用口座を廃止。会長名義の新口座を開設し、同窓会費を自身で管理できるようにしていたという。 着服金は、経営する水道工事会社で必要な機材の支払いなどに充てたとみられる。30年の収支報告を小林容疑者が行わず、不審に思ったほかの役員らが会長職を解任。今年4月に同署に被害を届け出た。 逮捕容疑は29年9月下旬、会長名義の口座から900万円を引き出し、自身が管理する口座に入金したとしている。
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