東京にいる外科の専門医が北海道の病院にあるロボットを操作して手術する――。遠隔手術の実現に向け、日本外科学会が7月にもガイドライン作りに着手する。環境が整い次第、数年以内に実際に手術して安全性を確認する。外科医不足が深刻化する中、全国どこにいても患者が質の高い手術を受けられる環境を目指す。
遠隔手術には、内視鏡手術支援ロボット「ダヴィンチ」を使う想定だ。国内に350台以上あり、胃がんの摘出など14種類の手術で医療保険が適用されている。ダヴィンチは、数本のロボットアームがついた本体と操縦する装置から成り、通信回線で結ばれている。…… 本文:866文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
朝日新聞社
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