20日午後11時20分ごろ、名古屋市北区萩野通1丁目のバス停前に停車中の市バスの乗客から「刃物を持った男がいる」との110番通報があった。すぐに警察官が駆けつけ、通報から約10分後に、果物ナイフ(刃体約13センチ)を持っていた同区中切町5丁目の自称作業員、山田哲也容疑者(43)を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した。「むしゃくしゃしていたのでやった」と容疑を認めているという。けが人はいなかった。
署によると、山田容疑者は乗客として乗り合わせた市バスがバス停に止まった際に、ナイフを持って運転席付近に近づいた疑いがある。バスの車内には山田容疑者の他に乗客13人と運転手がおり、複数の乗客から110番通報があったという。威力業務妨害の疑いもあるとみて、刃物を運転手に突きつけたかどうかなどを詳しく調べている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル