名古屋・伏見の三井住友銀行名古屋支店を含む一角に、24階建ての高層ビル建設などの再開発が計画されていることが、関係者への取材でわかった。90年近い歴史を持つ同支店の建物は保存・活用することで、地域の魅力向上につなげる。2025年度に着工し、28年度の完成を目指す。
関係者によると、再開発は錦通と広小路通にはさまれ、飲食店などが立ち並ぶ0・6ヘクタールの区域が対象。同支店の北側に高さ130メートルの24階建てビルを建設する。1~3階は店舗、4~24階はオフィスとする計画で、延べ床面積は約5万6千平方メートル。具体的なテナントなどは未定という。
一方、同支店の建物は低層の施設として再整備。地下鉄伏見駅の近くという利便性を踏まえ、イベントスペースのほか、屋上を緑化して広場を設ける計画だという。
同支店は名古屋市の「都市景…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル