名古屋城復元 差別発言問題で障害者団体が第三者委員会設置要求

 名古屋城の復元天守のバリアフリー化をめぐり、名古屋市が主催した市民討論会で障害者への差別発言があった問題で、名古屋市の障害者らの団体は13日、市役所前で抗議集会を開き、原因究明や再発防止策を検討するための第三者委員会の設置を求める申入書を市の職員に手渡した。

 抗議したのは、障害者団体などでつくる「名古屋城木造天守にエレベーター設置を実現する実行委員会」。市役所前には午前10時から、障害者ら約150人が集まり、「新たな差別をつくるな」などとシュプレヒコールを上げた。

 申入書には、障害者や弁護士を含めた第三者委員会を設置するほか、参加者や関係者へのヒアリング調査も求めている。この日は、河村たかし市長が直接、申入書を受け取る予定だったが、直前で市側から「調整ミス」があったとして、市観光文化交流局長が対応した。集まった人から、「市長は逃げるのか」と批判する声が相次いで上がった。

 河村市長は記者団に対し、自…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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