名古屋簡裁書記官の男ら逮捕　「知人女性が襲われた」と男性を脅迫、現金50万円脅し取ったか　岐阜県警（中京テレビＮＥＷＳ）

　知人の女性が無理矢理襲われたなどと、岐阜市の男性を脅迫し、現金50万円を脅し取ったとして、名古屋簡易裁判所の書記官の男と知人の女が3日、逮捕されました。

　恐喝の疑いで逮捕されたのは、名古屋市中川区の名古屋簡易裁判所の書記官・山下麿誉容疑者（35）と、知人の愛知県一宮市の自営業・小原早貴容疑者（29）です。

　警察によりますと、去年6月25日、岐阜市内の飲食店に岐阜市の自営業の男性（33）を呼び出し、「彼女（小原容疑者）が無理矢理襲われたと言っている。警察に連れて行くぞ、嫌なら金を払え。家族にばらすぞ、子供に会えなくなるぞ」などと脅迫し、現金50万円を脅し取った疑いがもたれています。

　警察は、2人の認否について明らかにしていませんが、詳しい経緯について調べています。

　今回の逮捕を受けて、名古屋地裁の揖斐潔所長は「職員が逮捕されたことは極めて遺憾であり、今後事実関係を踏まえて適切に対処することとしたい」とコメントしています。