2016年4月の熊本地震では、国の特別史跡・熊本城(熊本市)も大きな被害を受けた。20年にも及ぶ計画で始まった復旧事業は順調に進み、元の姿を取り戻した天守閣が26日から一般公開される。この間の工事で、熊本城の被害の実相が見えてきている。
2度の震度7に見舞われた熊本地震で、城の石垣は全体の約3分の1で被害が出た。熊本城調査研究センターは復旧工事にともなって石垣の破損部分を調べた。その結果、地震で崩落や膨らみが起きた石垣の多くは、それ以前の地震や台風、経年変化などで破損し、積み直された部分に被害が集中していたことが分かった。
「当たり前のこと」が判明
「奇跡の一本石垣」で注目さ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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