名古屋鉄道は、回収した使用済みペットボトルを再びペットボトルに再生する「水平リサイクル」に取り組み始めた。まずは、沿線の中でも乗降客が多い名鉄名古屋、金山(ともに名古屋市)の両駅で今月1日からスタート。対象駅の拡大も検討していくという。
飲料大手サントリーグループと協働。駅に設置した専用ボックスで回収したペットボトルを同社が指定するリサイクル業者に受け渡し、同社の新たな飲料用ペットボトルに再生する。資源として循環させることで、化石由来原料の使用量や二酸化炭素(CO2)排出量の削減が期待できるという。
2022年度の1日平均乗降人員は、名鉄名古屋駅が同社最多の約25万5千人で、金山駅が2番目に多い約15万3千人だった。今回の水平リサイクルの取り組みにより、年間でそれぞれ約21トン、約12トンのペットボトルを循環利用できる見込みという。(辻健治)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment