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ひき逃げの疑いで逮捕された、87歳の男。
テレビ局の最高顧問の肩書を持つ元社長だった。
ひき逃げの疑いで逮捕された、FBC福井放送の元社長で、現在、最高顧問を務める、坪田清則容疑者(87)。
坪田容疑者は、22日午後4時前、福井市内の交差点で、軽自動車と衝突したにもかかわらず、現場から逃走した疑いが持たれている。
目撃者は、「ガシャンという音がして、白い軽自動車が(交差点に)停止していて、ピンときました、当て逃げかなと」と話した。
軽自動車を運転していた40歳の女性が、首を捻挫するけがをしたことから、当て逃げではなく、ひき逃げでの逮捕となった。
現場は信号機のある交差点で、双方が信号は青だったと主張。
坪田容疑者は、2003年に福井放送の社長に就任し、2009年から2013年まで代表取締役会長を務めた。
87歳となった今も、非常勤取締役最高顧問の肩書を持ち、関連会社の会長も務めている。
22日は仕事を終え、車で帰宅する途中だったという。
会社内では、坪田容疑者のマイカー通勤を不安視する声が出ていて、家族や会社は、免許の返納を促していたという。
調べに対し、坪田容疑者は、「衝撃はあったが、車とは思わなかった。相手の人が立ち去っているから、もういいと思った」と話している。
福井放送は、「弊社の役員が逮捕されたことは、報道機関として誠に遺憾。事実関係が確認でき次第、厳正に対処する」とコメントしている。
(福井テレビ)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース