和歌山県内の高野山エリアの来訪者増加などを目指し、南海高野線の九度山駅(同県九度山町)に和歌山にちなんだ具材を入れたおむすびなどを販売する店がオープン。高野下駅(同)では駅舎ホテルも開業した。
九度山駅のおむすび店は、3台のかまどで炊いたおむすびなどを販売。県産の米や具材を使用し、和歌山らしい「めはりむすび」(税別250円)や塩むすび(同150円)など9種類のおむすびやドリンクを販売する。
改札口内外から購入できる。営業時間は午前6時半~午後6時。月曜定休(12月以降は変更の可能性もある)。
一方、高野下駅の駅舎ホテルは「ニッポニアホテル高野山参詣鉄道オペレーテッドバイキリンジ」。2室あり、旧車両の扉などで装飾した「高野」(4人用)が先行オープンした。「天空」(2人用)は11月中に開業予定。
宿泊料金(一室料金)は高野が3万2千円~、天空が1万8千円~(時季により変動)。専用ウェブサイトで予約する。朝食・夕食はない。
オープン式典では、南海の浦地紅陽・経営政策室長が「高野山を中心にしたエリア一帯の重要拠点と位置づけた。末永く愛される施設になると思う」。岡本章町長は「かまどで炊いたおにぎりはおいしく、駅舎ホテルも素晴らしい。九度山を発展させていきたい」と述べた。
町民らでつくる「紀州九度山真田鉄砲隊」が火縄銃で祝砲し、出席者らがテープカットした。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース