商店街に在留カード「偽造工場」 半年で3千枚以上印刷か

 在留カードの偽造品1枚を所持したとして、愛知県警は、名古屋市南区内田橋1丁目、中国籍の無職孔繁森容疑者(25)を出入国管理法違反(偽造在留カード所持)の疑いで現行犯逮捕し、18日発表した。「半年前から始めて3千~4千枚作った。160万円ほどの利益があった」と容疑を認めているという。

 在留カードは外国人の在留資格を証明するもの。県警は孔容疑者の自宅を16日に捜索。いずれも偽造とみられる在留カード約100枚や運転免許証、マイナンバーカード、学生証などのほか、印刷前の白無地のカード約3千枚も見つかった。

 県警は、別の人物がSNSなどで外国人らから注文を受け、孔容疑者が自宅で偽造と発送をしていたとみている。

 SNS上で偽造身分証の販売をうたった広告があり、捜査していた。

 国際捜査課によると、孔容疑者は16日午後4時40分ごろ、自宅でベトナム人女性の顔写真が印刷された偽造在留カード1枚を所持した疑いがある。

偽造拠点は海外から国内に移動?

 県警が「偽造工場」になっていたとみている孔容疑者の自宅は、ラーメン店や不動産屋などが並ぶ商店街の一角にある。

 近くの住民によると、10年…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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