東海テレビ
ゴールデンウィーク最終日の6日。今年は外出の自粛が求められる緊急事態で、例年なら“Uターン”ラッシュで大混雑する各交通機関は閑散とした一方、街はどうだったのか…6日の様子を取材ました。
6日午前9時ごろのJR名古屋駅。例年なら、Uターンラッシュで大混雑するGW最終日ですが、今年は人の姿はほとんどなく閑散とした状態に。
JR東海によりますと、東海道新幹線の自由席の乗車率は最高でも20パーセントだったということです。
乗客の女性:
「ホントびっくりしました。ひどいですね、コロナはね。ホント怖いです」
乗客の男性:
「小田原から仕事で。乗っても誰もいなかったので、ちょっと異様な雰囲気です」
また高速道路でも渋滞はなく、各交通機関は外出自粛の効果を実感できる連休最終日となりました。
一方で、名古屋の街は…。中区栄のデパートなども緊急事態宣言後は休業していて、人の姿はほとんどありませんでした。
散歩で訪れた女性:
「すごく少なかったです。きょうは歩くのが目的で、(栄の)一本中の道をいろんな所を見ながら。(新しい生活様式は)実際には反動で元に戻りそうな気もするけど。生活の仕方から不要なものを排除して、もう一回新しい生活を始めていくのが大事かもしれない」
買い物に来た女性:
「(明日から仕事だが)久々に仕事ができて、まあいいかなって感じ。ダラダラし過ぎて。ジクソーパズルをやり始めて、1000ピースだからすぐ終わると旦那さんが言っていたんですけど、全然終わらなくて…」
しかし、休業要請や外出の自粛などの効果が出ている栄地区とは対照に、大勢の人が集まっているところも…。
緊急事態宣言後も、多くの店が営業を続ける大須商店街。4月に愛知県が独自に出した宣言直後は、商店街は閑散としていましたが、宣言が出されてすぐの頃は外出を控えていた人たちも、この時期になって緊張がゆるんできているようです。
買い物に来た男性:
「若干ゆるくなってるんじゃないかなと思いますけど。(宣言が当初今日までだったので)明日になったらどうなるんだろうというのはありますけど。(自粛は)飽き飽きしてちょっとくらいいかなというのもあると思いますけどね、やっぱりたまには外で食事したいとかあると思いますから」
そして、ゴールデンウィーク初日にも大須に来ていたという男性は…。
男性:
「(GW初日は)自宅から名古屋駅まで20km歩きました。4時間くらいかかったんですけど。3万6000歩きました、普通の3日分くらい歩いています。ちょうど桜通り線の線路上を歩いてみたんです。名駅はホントに人がガラガラで、時計台の待ち合わせ場所にも人が全然いなくて」
それ以降は外出を我慢していましたが、運動不足を解消するために、買い物を兼ねて大須に来たといいます。
同じ男性:
「(大須は)思った以上に人がいるなという感じだった」
緊急事態宣言は延長されましたが、日常生活はいつになった戻ってくるのでしょうか。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース