SDGsの達成のために活動する高校生団体「olly(オリー)」が3月20日、自然保護に取り組むNGO「日本自然保護協会」の職員を招いたオンライン会議を開いた。
協会の須藤哲平さんが四国に生息するツキノワグマの現状を説明した。わずか20頭しかいないとみられ、四国での「絶滅」が目前に迫る。植物の種を遠くまで運ぶ役割を担っているツキノワグマがいなくなれば、森の豊かさが守れなくなるおそれがある、と語った。
一方、ツキノワグマは「怖い」との印象をもたれることが多く、保護するためには社会の理解が必要だと説明した。
オンライン会議では、四国のツキノワグマの絶滅を防ぐために、高校生に何ができるのかをテーマに議論が行われた。
ツキノワグマのイメージ変えるためには
参加した22人が三つのグループに分かれて話し合う。「そもそも絶滅しそうだって知らなかったし、クマは悪者というイメージが強い」という意見が複数出た。
国連は2030年までに持続可能な世界になることを目指し、SDGsを定めました。期限まであと8年。「自分事」として奮闘する高校生たちの姿を紹介します。
そのイメージを払拭(ふっし…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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