四国電力の長井啓介社長は27日、伊方原発(愛媛県伊方町)で一時停電が起きるなどトラブルが相次いでいることを受け、同県庁を訪れ中村時広知事に謝罪した。
25日午後、伊方3号機の定期検査中に発電所内が一時停電するトラブルが発生。非常用ディーゼル発電機が起動するなどし、約10秒後に復旧したが、四国電は「ほぼ全ての電源が一時的に喪失した」と説明した。
今月12日には原子炉格納容器の燃料固定装置上部をクレーンで引き上げた際、制御棒1体が一緒につり上がり、約7時間原子炉から引き抜かれる状態となった。20日には使用済み核燃料プール内で燃料の落下を示す信号が発信された。
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