囲碁の上野女流棋聖、一般棋戦で準V 女性で史上最高位

【動画】囲碁竜星戦で準優勝した上野愛咲美・女流棋聖と2連覇を遂げた一力遼・八段=村上耕司撮影

 年齢や性別を問わない一般棋戦で、史上初の女性制覇を狙う囲碁の上野愛咲美(あさみ)女流棋聖(17)は23日、東京・市ケ谷の日本棋院であった「第28期竜星戦」(囲碁・将棋チャンネル主催)の決勝に臨んだ。連覇をねらう一力遼八段(22)に228手で黒番中押しで敗れたものの、準優勝は女性の史上最高位。囲碁史に新たな一ページを加えた。

 参加326人から16枠の決勝トーナメントに進出。準決勝まで元名人の高尾紳路九段、現役七大タイトル保持者の村川大介十段、前碁聖の許家元(きょかげん)八段と、トップ棋士に公式戦初勝利を重ねてきた。

 国内の一般棋戦は名人戦など七大タイトルに竜星戦などを加えた10棋戦。最古の本因坊戦が創設された1939年以降、女性の最高位は、1手30秒未満で打つ早碁の竜星戦、NHK杯の8強だった。

 海外の女性棋士では、2000…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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