1月5日は「囲碁の日」。東京・市ケ谷の日本棋院であった「打ち初め式」で、テレビアニメ「サザエさん」の主要キャラクター、サザエと父の波平が駆けつけ、囲碁界の新年の幕開けを祝った。
昨年に放送50周年を迎えた「サザエさん」には、波平が隣人の伊佐坂先生らと囲碁を打つシーンがたびたび登場。映し出される盤面を見て「相当な打ち手では」とファンの間で話題になった。日本棋院もその腕前をたたえ、昨年9月、波平にアマ五段、たまに波平の相手をするサザエにもアマ三段の免状を授与した。
この日の打ち初め式の「スペシャルゲスト」として現れたふたりは、芝野虎丸名人(20)や上野愛咲美(あさみ)女流本因坊(18)とともに登壇。来場の棋士やファンに愛敬を振りまき、この日放送の夕方の仕事に備え、忙しく会場を後にした。(大出公二)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル