囲碁名人戦、初日の最多手数記録を更新 長期戦の様相に


初日の最多手数記録を更新【第44期囲碁名人戦第2局】=坂本進撮影


 張栩名人(39)に芝野虎丸八段(19)が挑戦する第44期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第2局が台北市の「シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル台北」で10日午前9時(日本時間午前10時)から始まった。立会人は王銘琬九段。

 第1局は張名人が黒番6目半勝ちを収め、好スタートを切った。第2局は芝野挑戦者が黒番となる。名人が故郷の台湾での応援を背に2勝目を挙げて防衛へ前進するか、挑戦者が初の10代名人誕生に向け、シリーズ成績をタイに戻すか、注目の一番だ。(タイムラインの時間表記は日本時間。現地時間はマイナス1時間)

平田七段、1日目の総評は

 解説の平田智也七段は1日目をどう見たのか。「名人は白40から左辺の黒の一団を巧みに攻めて、ペースをつかみました。白52で上辺黒39の一路左にハネ出せば、左上から右上にかけて50目超の大地が見込めました」

 そして挑戦者が決断の一手を打…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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