円熟の連覇か、初の１０代名人誕生か――。張栩名人（３９）に芝野虎丸八段（１９）が挑戦する第４４期囲碁名人戦七番勝負（朝日新聞社主催）の第１局が２７日午前９時、東京都文京区のホテル椿山荘東京で始まった。張名人が連覇すれば通算６期目の名人位獲得、芝野八段は井山裕太・現四冠もなしえなかった初の１０代名人誕生がかかる。シリーズの行方を占う重要な一番だ。
持ち時間各８時間の２日制で、２７日夜に打ち掛け、２８日朝に再開し、同日夜に終局する見込み。両者とも打ち手の速さが持ち味で、１日目に終盤まで進むことも考えられ、目の離せない展開になりそうだ。
１５：００
３時のおやつ
３時のおやつには、名人が「フルーツ盛り合わせ」、挑戦者は「イチゴのショートケーキ」を注文した。盛り合わせの中身は、メロン、梨、キウイ、マンゴー、フランボワーズ。名人のフルーツ盛り合わせは定番で、昨年の第１局でも１日目、２日目ともに同じ注文だった。
飲み物は、名人がホットミルクティー、挑戦者は昼食に続いて冷たいウーロン茶を頼んでいる。
１４：４０
棋風に合った展開
芝野挑戦者と今期の挑戦者リーグ戦を戦った鈴木伸二七段が検討室を訪れた。
これまでの流れを見て、「お互…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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