航空自衛隊小松基地(石川県小松市)の周辺住民ら約2150人が、米軍機と自衛隊機の一部時間帯の飛行差し止めと騒音被害の損害賠償などを国に求めた「第5、6次小松基地騒音訴訟」の判決で、金沢地裁(加島滋人裁判長)は12日、結審時までの過去分の賠償として、国側に約19億円の支払いを命じた。飛行差し止めと将来分の賠償については退けた。
飛行騒音に対する住民の受忍限度や、騒音と住民の健康被害の因果関係などが争点だった。
原告側は「住民は生活妨害に加え、不眠症や精神疾患など深刻な健康被害に悩まされている」と主張していた。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース