国内で新たに2907人の感染確認 前週から801人増

 新型コロナウイルスの国内の感染者は19日、午後8時現在で新たに2907人が確認された。1週間前の月曜日(12日)と比較すると、801人増えた。亡くなった人は30人だった。

 大阪府は、新たに719人の感染を発表した。7日ぶりに1千人を下回ったが、感染確認が少ない傾向にある月曜日としては過去最多だった。兵庫県も、月曜としては最も多い293人の感染を発表した。

 大阪府吉村洋文知事が緊急事態宣言を国に要請すると表明したことを受け、兵庫県井戸敏三知事も要請を検討する考えを示した。21日に対策本部会議を開いて対応を決める。一方、京都市が「まん延防止等重点措置」の対象になっている京都府の西脇隆俊知事は、宣言の要請については慎重な姿勢を示した。

 東京都は、405人の感染を発表。月曜では、1月25日(619人)以来の400人超となった。

 愛媛県は、感染者が30~40人規模で推移し、療養・入院者数が4月16日時点で3月下旬から327人に倍増し、「ステージ3」(感染急増)にあたる「207人」を上回っている。中村時広知事は、重点措置の適用を政府に要請する方針を明らかにした。対象区域は感染が広がる松山市を想定、今週中にも正式に要請するよう政府と調整している。このほか、札幌市も医療体制が逼迫(ひっぱく)しつつあることを受け、重点措置の適用を政府に要請するよう、北海道に求める方針を固めた。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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