国内で新たに649人感染 那覇で救急医療が逼迫

 新型コロナウイルスの国内の感染者は12日、新たに649人が確認され、死者は13人増えた。東京都では226人の感染を確認。感染者数はピークを過ぎたとの見方があるものの、都内では10日も感染者が276人に上っており、引き続き高い水準で推移している。

 東京都内では、ナイトクラブで従業員7人、放課後等デイサービスで10歳未満の児童4人が感染するなど、各地でクラスター(感染者集団)の発生が散見されるという。

 沖縄県では新たに4人の死亡を確認。80代女性と70代男性は、クラスターが発生した病院に別の病気で入院しており、院内感染の可能性があるという。那覇市内の救急病院ではクラスターが発生するなどして二つの病院で救急診療を制限しており、県の担当者は「那覇市内の救急医療の逼迫(ひっぱく)がかなり深刻になっている」と話している。

 群馬県では24人の感染を確認。自動車部品大手「ニッパツ(日本発条)」群馬工場(太田市)関連で新たに6人の陽性が判明し、感染者は計14人となり、県はクラスターと認定した。

 神奈川県では68人の感染が確認された。横浜市内の介護施設で、利用者の70~90代の男女と50代の男性職員の計4人の感染が判明。すでに別の利用者1人の感染が判明していて、市はクラスターと認定した。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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