国内の感染、新たに1239人 沖縄で急増、駐留米軍も

 新型コロナウイルスの国内の感染者は4日、午後10時半現在で新たに1239人が確認された。前日、6日ぶりに3桁になった1日あたりの感染者は再び1千人を超えた。国内感染者の総数は3日に4万人を超えた。1万人ごとの増加ペースは、1万人から2万人が約2カ月半、2万人から3万人が20日間、3万人から4万人が8日間と加速している。

 この日は、89人が確認された神奈川、37人が確認された熊本、83人が確認された沖縄の3県で、1日あたりの感染者数が最多を更新した。沖縄県によると、人口10万人あたりの直近1週間の新規感染者数は23・61人で、4日連続で47都道府県で最多になっている。前日に146・6%だったコロナ対応の病床利用率は、那覇市と離島の石垣市で新たに療養用のホテル(計130床)を確保した結果、109・8%となった。

 離島の宮古島市では、接待を伴う飲食店「ラウンジ美月」でクラスター(感染者集団)が発生。3、4の両日で、20~50代の客と従業員計15人の感染が確認された。神奈川や大阪など4府県の在住者も含まれる。県は、店の了承を得て店名を公表。7月28、29日に同店を利用した人に保健所への連絡を呼びかけている。同市ではコロナ対応の病床は通常3床のみ。新たに確保したが現在10床にとどまるという。

 一方、これとは別集計の在沖米軍内での感染も拡大している。米軍の報告を受けた県のまとめでは、7月7日以降の在沖米軍の感染者は、六つの基地で計282人になった。

 東京都の新たな感染者は309人で、8日連続で200人を超えた。年代別にみると、20代が130人、30代が63人で6割を占める。40代が40人、50代が25人と続いた。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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