国内の感染者、105人 43日ぶりに1日100人以上

 新型コロナウイルスの国内の感染者は26日、午後9時半時点で新たに105人が確認され、累計で1万8379人になった。1日あたりの感染者が100人以上となるのは5月14日以来43日ぶり。死者はいなかった。

 東京では新たに54人の感染が確認された。24日に50日ぶりに50人台となり、25日も48人と、50人前後の確認が続いている。26日の54人のうち、接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連の感染者は31人。この日までの1週間で確認された291人のうち、夜の街関連は全体の42%の123人に上る。この7割が新宿区に集中しているという。

 都と新宿区は、感染者が出たホストクラブ8店で集団検査をしており、今後も店の了解を得て進めたい考え。都の担当者は「ある程度限定されたエリアでの感染が多いと思われ、市中感染は広がっている状況ではない」と説明する。

 徳島県では4月21日以来約2カ月ぶりに1人の感染が確認された。風俗店勤務の20代女性で、今月15、16両日に大阪市内のホストクラブを訪れ、発熱などの症状が出た後も徳島市内の店で数日間接客を続けていたという。県は店に対し、17~25日に店を訪れた客や従業員に検査などを呼びかけるよう求めている。

 埼玉県では、新たに16人の感染を確認。前日の11人に続き、2日連続で1日あたりの感染確認が2桁となった。この日感染が確認された1人は、さいたま地裁に勤める50代の男性執行官。地裁は公判期日への影響はないとしている。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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