国内感染、新たに390人 都立墨東病院で医師7人確認

 新型コロナウイルスの感染者は21日午後11時半時点で新たに390人が確認され、クルーズ船の乗客らを除いた国内の感染者は計1万1543人になった。

 東京都では新たに123人が感染し、1日あたりの感染者数が201人と最多となった17日以降は、100人台で推移している。都内の感染者の総数は計3307人になった。京都府や愛知県、岐阜県などで新たに20人が亡くなり、死者は計283人となった。

 東京都では、重篤な急患を受け入れる三次救急病院の都立墨東(ぼくとう)病院(墨田区)で、患者と職員計12人の感染が新たにわかった。このうち7人が外科と内科の医師で、医師の感染確認は初めて。これで同病院関連の感染者は計39人。同病院は当分の間、救命救急センターでの新規患者の受け入れを停止し、ER(救急外来)と周産期医療、小児救急医療も一部受け入れを制限する。コロナの感染患者受け入れは続けるという。

 また、練馬光が丘病院(練馬区)でも、看護師7人と入院患者2人の計9人が感染。院内感染の可能性があり、外来診療などを中止するという。

 神奈川県でも、精神科病院「相州(そうしゅう)病院」(厚木市)で入院患者7人と女性看護師1人が感染した。一部は院内感染とみられ、県によると県内初の精神科病棟でのクラスター(感染者集団)という。病院側は最初の感染判明後に、対応が困難として県に転院を求めたが受け入れられず、感染が広がったと訴えている。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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