所得税や贈与税といった国の税金が、12月1日からスマートフォンの決済アプリを使って納められるようになる。自動車税など地方税では個別の導入例があるものの、国税では初めての試み。アプリで決済すると手数料がかからないほか、納税額に応じてポイントが付与されるなどのメリットもあるという。
対象は「PayPay」など6種類
国税庁によると、対象になる決済アプリはPayPay▽d払い▽auPAY▽LINEPay▽メルペイ▽AmazonPay――の6種類。委託先の民間業者が運営する専用サイトを新設し、電子申告・納税システム「e―Tax(イータックス)」で確定申告する際などに利用できる。
アプリの残高から納税額を差し引く形で支払い、一度に納められる上限は30万円だ。今回のアプリ決済と同じく納税額の上限を30万円としているコンビニでの納税は2021年度に247万件あったという。
アプリ決済ならではの利点も…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル