国税局在職中、大麻栽培し密売容疑 元職員を逮捕   

 札幌国税局在職時に札幌市内のマンションで大麻を栽培し、密売したとして、北海道警は元職員で無職遠藤恵介容疑者(45)=同市豊平区旭町7丁目=を大麻取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで逮捕し、1日発表した。容疑を認めているという。道警は関係先から1千株以上の大麻草を押収しており、1千万円超の売り上げがあったとみている。

 道警薬物銃器対策課によると、逮捕容疑は、今年3月ごろ、無職大崎翔太郎容疑者(22)=大阪府寝屋川市上神田2丁目=と共謀し、北海道旭川市内の男性に大麻30グラムを有償で譲り渡したというもの。

 国税庁から6月24日に「職員が大麻を栽培している」と通報があり、道警が札幌市内のマンションを捜索。プランターに植えられた大麻草数百株や肥料、照明器具などを押収し、同日、遠藤容疑者を大麻取締法違反(栽培)容疑で逮捕した。7月16日には同(営利目的栽培)容疑で再逮捕した。

 遠藤容疑者は昨年初めごろから同市内の複数のマンションなどで大麻草の栽培を始めたという。道警は、昨年末ごろからインターネットで知り合った大崎容疑者と共謀し、大麻を1グラム数千円で密売していたとみている。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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