国葬会場の日本武道館に近い東京都千代田区立小学校の一部は、通学の安全確保の観点から、事前に「当日は原則として午前中はオンライン授業、午後は休校」と各家庭に知らせていた。だが、保護者に付き添われて登校する児童の姿もあった。
「一斉にオンライン授業になったから、(回線の)調子が悪いのかもしれない」。近くに住む会社員女性(35)はオンライン授業で使う回線が不調だったため、1年生の娘を登校させることを決めた。午前11時20分ごろには小学校に娘を迎えにいかなくてはならないため、この日は予定を変更しテレワークに。これまで国葬が自分の生活に影響するとは思わず、どこか「ひとごと」のように思っていたという。「私たちが納めた税金を使うなら、会場の設営や警備だけでなく、国民が滞りなく生活するための準備にも気を配って欲しかった」と話した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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