佐賀県多久市は19日、国重要文化財「多久聖廟(せいびょう)」(同市)の柱が落書きされる被害にあい、小城署へ被害届を出したと発表した。同署が文化財保護法違反の疑いで捜査している。
同市によると、同日午前10時ごろ、市教育委員会職員らが多久聖廟の西側の柱1カ所に縦約20センチ横約15センチの範囲に落書きされているのを見つけた。柱の朱塗りの塗料がはがれ、木がむき出しになった部分が「SI」「9315」と読める。
同市は文化財保護法に基づき…
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