子どもの送迎に使われる園バスの安全装置の設置が4月から義務づけられたことを受け、小倉将信こども政策担当相は20日、装置の設置状況について、義務化後初となる調査を実施すると述べた。視察先の長崎県内の認定こども園で、記者団に答えた。
静岡県牧之原市の認定こども園の送迎バスで置き去りにされた3歳の女児が亡くなった事件を受け、政府は、園バスへの安全装置の設置をこの春から義務づけている。1年間の経過措置が設けられているが、熱中症などのリスクも高まるため、政府は6月末までの設置を呼びかけていた。
小倉担当相は、今月15日時点の装置の設置状況と6月末時点の予定を聞き取ったうえで、6月中に調査を終える予定と語った。義務化の対象は幼稚園や保育所、認定こども園など。違反した場合は、業務停止命令などの対象となる。命令違反には罰則も設ける。
義務化前の昨年に行った調査…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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