園児ケガで逮捕の副園長…“保育士資格はく奪”菊地弁護士「今回は無理かも」それがあり得る重い刑とは(関西テレビ)

<清原容疑者(YouTubeより)>
「『世界に羽ばたく自立した心を育てる』を主な理念としています」

 高らかに教育理念を語るのは、福岡県宗像市にある保育園の副園長・清原こづえ容疑者。

 清原容疑者は「ブリッジ歩き」の指導中、6歳の男の子の顔をたたき全治2週間のけがをさせた傷害の疑いで逮捕されました。

 別の園児の保護者からも…。

<保護者>
「副園長に肩と頭を押さえられ、口の中を切るけがをした」

 宗像市には、清原容疑者の指導が厳しいといった相談がこの4年間で11件寄せられていたということです。開かれた保護者会でも…。

<保護者>
「副園長は暴走族です。暴走してしまっている。アンコントローラブルな状態」

 清原容疑者は「励ますために両頬にタッチするように触れただけ」と、容疑を否認していますが、街の人は…。

女性:
「2週間のケガでしたよね。絶対そんなん触れただけじゃ信じられないと思って。(園児が)もうちょっと大きくなったらちゃんと言えるのかもしれないけど。とりあえず先生は辞めてもらいたいですね。向いてないっていうのはわかったんだし」

現役保育士の女性:
「ストレスたまるんですかね。子供も思い通りにならへんし。手出すとかはありえへん。社会の人たちから信用されないとあかん存在やのに、そういうことをしたから、より重く処罰してほしい」

別の女性:
「(宗像市は)見て見ぬふりしてたか知らないけど、事が大きくなって初めてね。その前にもっと手を打つとかしたらいいと思うけど」

 子どもに暴力を振るった保育士は資格をはく奪されるのでしょうか。そして相談を寄せられていた宗像市は、責任を問われるのでしょうか?菊地幸夫弁護士に伺います。

菊地弁護士:
「保育士の資格ですが、禁錮以上という重い刑を受ければ資格はく奪もあり得るんですけど、今回のお子さんのケガの様子だと、ちょっとここまでは無理かもしれません。

 また市の責任については、事前にそういう情報を知っていたということになれば、監督責任を問われる可能性はないとは言えません」

(関西テレビ10月30日放送『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジより)



Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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