触れると皮膚がただれ、食べると死ぬこともある猛毒のキノコ「カエンタケ」が今年もまた、蒜山高原の自然公園で見つかった。この公園内でカエンタケが初めて確認されたのは2019年。これ以降は毎年9月に発生しているという。
土の中から人の指が突き出ているような独特の形状。地元の岡山県真庭市はキノコ狩りや山歩きの人たちに「絶対に触らないように」と注意を呼びかけている。
発生する場所に、理由が
カエンタケが見つかったのは、旭川の源流にある広さ約16ヘクタールの自然公園「津黒いきものふれあいの里」(真庭市蒜山下和)。国の特別天然記念物オオサンショウウオなど貴重な動植物と触れ合える場所だ。
カエンタケは9月13日、遊歩道沿いにある枯れたコナラの根元周辺で今季初めて確認された。公園の自然観察専門員でもある、園内施設「ネイチャーセンターささゆり館」の雪江祥貴(よしたか)館長が見つけ、21日までに園内5カ所で発生が確認されている。
雪江館長によると、カエンタ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment