家の解体工事で出た産業廃棄物を不法投棄したとして、大阪府警生活環境課は9日、廃棄物処理法違反の疑いで、同府八尾市神立の造園業、奥野美晴(みはる、59)と同市安中町の無職、平野裕昭(70)の両容疑者を逮捕した。いずれも容疑を認めている。
逮捕容疑は昨年5月、奥野容疑者が親族名義で購入した同市内の農地用などの土地に、コンクリート片など約8トンを不法投棄したとしている。
府警によると、奥野容疑者は約1600平方メートルの土地を同年2月に購入。それ以降、複数の業者などから家の解体工事で出た大量の産業廃棄物を受け入れて敷地内に埋めていた疑いがあり、府警が調べている。
平野容疑者は当時、産廃収集運搬業者のトラック運転手。勤務先からはあらかじめ処分費用を受け取っていたが、「正規よりも安く済ませて小遣いにしようと思った」などと供述しているという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース