土用の丑の日も私に任せて ウナギ職人、関西風を極めます

 女性のウナギ職人はいらないと採用を断られた時もあった。ウナギをおいしく食べてもらえる職人でありたいし、男女関係なく、そんな職人を育てたい。上田智子さん(48)はそう思い、きょうも炭火の前に立つ。

 土用の丑(うし)の日は500匹を超える。さばくウナギの数だ。早朝にとりかかり、金串を通す串打ちをし、炭をおこして夜まで焼く。

 手指にたこができ、筋肉がつき、関節が太くなった。指輪もはめられない。「すべての作業が好き。永遠の時間をかけても、ウナギ職人と納得して名乗れるようになりたい」

 大阪府内で育った。専門学校…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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