コロナ禍の影響で、心も体もスッキリしない日々が続きます。在宅勤務が増えて家にいる時間が長くなった分、親子の衝突が多くなっていませんか。子どもも環境の変化でストレスを感じているのかもしれません。(小若理恵、田中祐也)
「勉強しなさい」と言えば、昨春、小学1年生になった娘(7)は「でも」「だって」と口答え。母親である記者(43)に「おまえ」と言い、すぐに怒って蹴りやパンチを入れてくる。
記者は在宅勤務中心になり、家で一緒に過ごす時間が増えた。娘は乱暴な言葉遣いや反抗的な態度ばかりが目立つように。どうして?
「それはママの愛を確かめているサインだね」。名古屋市内で「産後の母親教室」を主宰する若子理愛子(りえこ)さん(43)が軽やかに笑う。中学1年の長男(12)と年長の次男(6)の母。保育士資格を持ち、1千組以上の親子と向き合ってきた。
《いい子じゃない自分も、ママは愛してくれるだろうか》。小さな反抗は、そんな心の表れだという。「成長の証拠。しっかり受け止めてあげて」と、若子さんは言う。
「ちゃんと目を見て聞いてあげ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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