父親の葛藤㊦
コロナ禍による休校や休園と、在宅勤務の増加によって、急に自宅で仕事と子育てを両立させなければならなくなった人も少なくありません。その難しさを実感するだけでなく、ふだんの家事や育児の負担、妻との分担を考えさせられた父親も多かったようです。(高橋健次郎、丹治翔)
「子どもをみながらの在宅勤務は困難でした。業務と子育ての区切りがないと強く感じました」。埼玉県のある市に住む会社員の男性(40)は、そう振り返る。
男性は、4月から2カ月間ほど完全な在宅勤務になった。子どもは4人。保育園児3人は「登園自粛」を呼びかける市に相談して登園を続けさせてもらったが、休校になった小学2年の長女(7)は自宅でみることになった。妻はパートの勤務先を休めず、日中は男性が1人で担った。
仕事量は在宅勤務前と比べても…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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