国軍がクーデターによって権力を掌握したミャンマーで、治安当局の発砲で死者が出たのを受けて、在日ミャンマー人らが21日、国内各地で国軍への抗議デモを行った。東京都内では、約3500人(主催者発表)が参加し、アメリカ大使館付近で、米軍の介入を求めるポスターや米国旗を掲げて、アメリカの支援の必要性を訴えた。
ロイター通信などによると、ミャンマー第2の都市マンダレーで20日、抗議デモをしていた市民に治安当局が発砲し、男性2人が死亡した。
都内でのデモは午後2時から約2時間半続き、参加者が拳を突き上げながら、拘束されているアウンサンスーチー氏の解放を求めて声を上げた。一部は米大使館前まで行進し、「MYANMAR NEED YOUR HELP」などと書かれた紙やアウンサンスーチー氏の肖像を掲げた。
デモに参加した専門学校生の女…
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル