平塚学
日本古来の在来馬で、国の天然記念物「御崎馬」(登録名・岬馬)が生息する宮崎県串間市の都井岬で10日、今年初の赤ちゃん馬「春駒」が生まれた。
管理する都井御崎牧組合によると、10日朝に監視員が岬の小松山の山頂近くで母馬と一緒にいる子馬を見つけた。「鹿毛」と呼ばれる茶色のメスで、母馬に寄り添って元気に走り回ったり、草地に横になったりしているという。
都井岬には現在、約100頭の岬馬が生息。妊娠中の雌馬が20頭近くいて、4~5月が出産ラッシュのピークになる。今年は昨年よりも2週間ほど遅めの春駒第1号だったが、組合の今村政樹事務局長は「都井岬に本格的な春を告げるかわいい春駒を見に来てほしい」と話す。(平塚学)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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