地上までつながっていない不便な博多駅地下のエスカレーターが、改善される見通しになった。土地の管理者が複数にまたがるなどの悪条件から、30年以上放置されていたが、福岡市が新たな設計に着手した。
このエスカレーターは博多駅の筑紫口側にある。上り用で両脇に階段がある。地下から地上までの階段49段のうち、エスカレーターがあるのは踊り場がある31段まで。そこから先は階段を上るしかない。
市によると、1日1万人以上が階段を使う。観光客やお年寄りが重い荷物を抱えて上る姿は、日常的に目にする。
市交通局によると、計画通りにいけば今年度中に着工できる見通しだ。完成するエスカレーターは上下各1本で、地下から地上までの直通を想定する。通行止めにせず工事を進めるため、完成には数年かかる見込みという。
エスカレーターの誕生は198…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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