18日午後0時半ごろ、埼玉県所沢市の「西武園ゆうえんち」にあるアトラクションが地上62メートル付近で停止し、乗客7人とスタッフ1人が約1時間、円盤形のキャビンに閉じ込められた。西武園ゆうえんちが18日夜に発表した。けが人はいないという。
アトラクションは、地上80メートルで眺望を楽しめる「富士見天望塔」。塔を軸に客が乗り込んだキャビンが昇降する仕組みで、ウェブサイトでは「晴れた日には富士山や東京スカイツリーまで見渡せる」と紹介している。
西武園ゆうえんちの発表によると、スタッフ約30人が非常階段を上ってキャビンの中に入り、午後1時半ごろから自重で下降させた。同45分に地上にたどり着き、乗客を降ろしたという。キャビンを昇降させるモーターファンの不具合が原因とみられると説明している。
広報担当者は取材に、「非常階段を下りる方法もあったが、キャビンと非常階段をつなぐタラップが雨天で滑りやすかったため、自重での下降となった。長時間閉じ込めることとなり、ご迷惑をおかけしました」と話した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment