地価上昇率、福岡県が2年連続全国一 「コロナの影響ほとんどない」

 福岡県は20日、基準地価(7月1日時点)を公表した。全922地点の変動率は3・1%のプラスで、2年連続で全国1位の伸びだった。福岡市やその近郊でのマンション用地需要の高まりなどで、地価が押し上げられた。

 用途別の変動率は、住宅地=2・5%(前年度1・5%)▽商業地=4・0%(同2・7%)▽工業地=6・3%(同4・4%)。商業地は全国1位、住宅地と工業地はともに沖縄県に次ぐ2位だった。

 全体の変動率は、新型コロナウイルスの感染拡大前の19年(2・3%)を上回った。調査をとりまとめた日本不動産研究所九州支社の高田卓巳次長は、金融緩和円安インフレの影響で、コロナ禍前を上回る高値取引が続いているとし、「市場全体でみれば、コロナの影響はもうほとんどない」とした。

 商業地の価格1位は、6年連…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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