地域の高齢者の言葉をおみくじに 企画者が忘れられない言葉

 「わすれてもいいんです、覚えてることだけ覚えてたらいいんです」

 「ちょっとしたことでも気持ち」

 福岡県福津市津屋崎4丁目の波折神社で、一風変わった「津屋崎みくじ」が販売されている。書かれているのは、神社周辺の70代以上の住民の言葉だ。

 福津市在住のイラストレーター、ベノム三浦直子さん(52)らが企画した。

 4年半前に引っ越してきた直子さんは、地域に住む高齢者たちを「ユーモラスで哲学的」だと感じていたという。

 忘れられない言葉がある。

 昨年父が病気になり、広島の…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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