前法相で衆院議員の河井克行容疑者(57)と、妻で参院議員の案里容疑者(46)が8日、容疑を否認したまま、公職選挙法違反の罪で起訴された。巨額買収事件の舞台は法廷に移る。案里議員の陣営を応援しながら詳しい説明を避け続けてきた政権幹部への厳しい声はやまず、与野党からは河井夫妻の議員辞職を求める声が相次いだ。
「現職の国会議員夫妻が自ら現金を配ったという信じられない事件。これまでの選挙違反とは次元が異なる」。ある検察幹部は8日の起訴を前に、一連の捜査をこう振り返った。
車上運動員の違法報酬事件は、…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル