地酒の「トキワ荘」から巣立った東北の名酒 そして日本酒サミットへ

 7月12日、仙台市のイベントホールに70の酒蔵と33都道府県の89の酒販店が集まった。2002年から続く「仙台日本酒サミット」という勉強会だ。

 コロナ禍を受け、開催は3年ぶり。「密」を避けるため今回は見送ったが、参加蔵の市販酒を全員で利き酒をして順位を競う。壇上から専門家に点数つきで講評もしてもらう。

 品評会向けの酒と比べ、大量に造られる市販酒は欠点が出やすい。製造や保管で至らない点をとことん指摘し合う。

 「味に残念ながらアミノ酸が…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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