地震被害想定、四半世紀見直されず 問われる県の覚悟

 3月8日午前1時58分、石川県珠洲市は震度4の揺れに襲われた。

 市内の自宅1階にいた60代女性は、20秒ほどの横揺れを感じた。この揺れの約50分前にも震度3の地震があったばかり。「またか」と思いながらも、勤め先のグループホームへの心配が募り、恐怖感も迫ってきたという。

 能登半島では、同市周辺を震源とする群発地震が1年以上前から活発化。2021年9月には震度5弱の地震が起こるなど、21年1月から今月12日までの間に、震度1以上の揺れを90回以上観測している。

 金沢大学の平松良浩教授(地…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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