農林水産省は13日、埼玉県秩父市の農場で飼育している豚が豚コレラに感染していたと発表した。関東地方での発生は初めて。施設で豚コレラの発生が確認されたのは岐阜、愛知、三重、福井に続き5県目。殺処分は出荷先などの長野、滋賀、大阪にも拡大している。
農水省によると、秩父市の農場の豚は山梨県笛吹市の「山梨食肉流通センター」に出荷。12日の加工前に1頭が死に、ほか3頭にも内臓に異常がみられたため、詳しい検査をしていた。埼玉県と山梨県は対策会議を開き、対応を協議する。
豚コレラは豚やイノシシに感染する伝染病で、国内では昨年9月、26年ぶりに発生した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース