埼玉にまん延防止の空白地域 店、忙しくなると思ったら

 新型コロナウイルス対策として埼玉、神奈川、千葉の首都圏3県がとっている「まん延防止等重点措置」に「空白地域」がある。東京23区と隣接する自治体のうち、2市だけが対象になっていないのだ。この2市では飲食店での「一人飲み」や「同居家族飲み」もできる。どんな状況になっているのか、取材した。

 対象になっていないのは、埼玉県八潮市三郷市

 3県で重点措置が延長された12日夜、つくばエクスプレス(TX)八潮駅の北口にある焼き肉店「しちりん」は13席のカウンターが一人飲みの客らで埋まり、四つのテーブル席も満席でにぎやかな声が響いていた。ただ、酒のオーダーは午後8時で止め、午後9時までにすべての客が帰っていった。

 店長の尾山和也さん(42)によると、市内や近隣から来る常連客が中心だったこの店に変化が表れたのは、大型連休の頃からだ。

 予約の電話がかかり、これま…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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