13日午後5時ごろ、埼玉県草加市瀬崎6丁目の建材店「建デポ草加瀬崎店」で火災が起き、消防が消火活動をしている。消防によると、店の従業員1人が煙を吸い、病院に搬送された。店内にある建材が燃えているとみられる。周辺にマンションもあり、延焼するおそれもある。
警備会社が店で火災が起きたことを知らせる信号を受信し、草加八潮消防組合に通報があった。消防組合が店舗に連絡すると「店の一角が燃えている」と返答があったという。救急車を含め10台以上が出動している。
現場は東武スカイツリーライン谷塚駅から南東に約1・2キロメートル。
草加署や消防によると火災発生時、店は営業中だったという。
現場近くに住む80代の女性は、庭で花の手入れをしていた時に異変に気がついた。「霧のように100メートルほど先ぐらいまで、煙で見えなくなった。その後、消防車もやってきて、近くの建材場が火事だと知った。独り身だし足も悪いので不安。今も心臓がばくばくしている」と話した。現場近くに住む男性(72)は午後5時ごろ、自宅に1人でいる時に、焦げた臭いに気づいた。窓を閉め切っているが、「黒い煙が家に入ってくる」と話した。
近くのそば店の女性は「午後5時ごろに、煙が上がっているのが店の窓から見えた。いまは、材木置き場から赤い炎が上がっているのが見え、窓のそばに近づくと熱いほど。熱でカーテンが燃えては大変なので外した」と話した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment